インテリアコーディネーター>□資格を活かせ！転職大作戦（2）照明デザイナー編

空間は、光の形や色、当て方などによってさまざまな印象を与えることができます。
その専門知識と技術を用いて、光で空間を演出する専門家です。
空間の使用目的などに応じて、照明プランの提案やコンサルティングを行います。
店舗、住宅の照明から、街を彩るイルミネーション、建物のライトアップまで、
照明に対する注目度がアップしている中、照明デザイナーの活躍の場は広がっています。
光源や照明の知識、照明の与える心理効果などから、ライティングスキル、
コンサルティングスキルまで身につけることが必要となります。

また、インテリアコーディネーターの知識があれば守備範囲が広がります。
（社）照明学会が認定している「照明コンサルタント」「照明士」があり、取得しておくとよいと思います。
実践で覚えていくという方法もありますが、照明デザイナーを養成しているスクールで学ぶのが一般的です、
空間デザインやインテリア関連の講座で照明デザインを教えているスクールもあります。
いろんなスポットに出かけて、照明を見るという努力も欠かせません。
光には、人の気分を変える効果があります。

そのため人の喜ぶ顔を見るのが好き、楽しませたいという気持ちを持った人に向いていると思います。
さまざまな人が関わる仕事のため、調整力も求められます。
照明機器メーカー、インテリアデザイン事務所、建築事務所、照明設計・施工会社、
住宅メーカーなどが主な活躍の場です。
日本ではまだ照明デザイナーの認知度が低く、人数もそれほど多くないので、
経験を積んでフリーとして活躍するという道も十分に考えられます。