インテリアコーディネーター>□資格を活かせ！転職大作戦（5）福祉環境コーディネーター編

福祉や医療、住宅改修の専門知識を持っていて、
高齢者や障害者が安全で快適に生活ができるよう住環境整備を提案する仕事です。
車椅子でスムーズに移動できるように室内の段差をなくしたり、
浴室やトイレなどに手すりの設置を提案するといった具合です。

障害の度合いや介護する家族の状況も考慮してアドバイスをすをします。
住宅に関する知識のほか、高齢者・障害者の生活特性や介護、福祉、医療の知識も必要となります。
東京商工会議所が主催する福祉住環境コーディネーターの資格を取得しておくとベターです。
スクールや専門学校の福祉・建築・インテリア関連のコースで学ぶのが一般的です。
福祉住環境コーディネーターの知識を活かしてヘルパーや介護福祉士など、
高齢者介護の現場で働く人も多いようです。

高齢者や障害者の立場にたった提案をするためにも、福祉に興味があり、
人の役に立ちたいと心から思える人でないと勤まらないかも知れません。
住宅メーカー、建築・設計事務所でバリアフリー住宅などを作る側に携わるほか、
福祉機器メーカーで介護用品などの商品開発や販売などに関わる会社など、
活躍の場は増えています。