インテリアコーディネーター>□実はこんな仕事（1）プランニング編

実際にインテリアコーディネーターが行う具体的な仕事を住宅を例にご紹介します。
まずプランニングです。
お客様のお話を伺い、ニーズを把握します。
インテリアコーディネーターは、まず家族構成やライフスタイルをヒヤリングし、
住まう人の生活を想定しインテリア計画を立てます。

「どなたがお住みになりますか？」「どのようなライフスタイルですか？」などをお聞きし、
毎日の生活の中の具体的な場面をイメージし、
どこでどんな風にその行為を行ったら楽しいかを考えることからインテリアのイメージを膨らませます。
さらに、インテリアコーディネーターは現在の暮らしのみでなく、
将来の暮らしの変化を想定しながら、お客さまと話し合います。
ヒアリングから浮かび上がったそこに住む人の暮らしと、
スペース、予算、気候風土などを考え合わせ、インテリア計画を立てていきます。

この計画を立てることを「プランニング」と言います。
その際、インテリアコーディネーターはイメージプランボードというものを作成します。
イメージプランボードとは提案内容のイメージをお客様に見ていただくためのものです。
スケッチや写真･壁紙･床材などのサンプルを使って
お客様のイメージに合う色見本などを貼り合わせしたり、
部分的に平面図・パースに色をつけ添付したり、文章を添える場合などもあります。
言葉だけで説明しても、人によって言葉から浮かぶイメージはそれぞれです。
イメージボードがあると打ち合わせも具体的になります。